皆さんの住んでいる地域には特産品はありますよね。日本は地域によって気候も違いますし、特に農作物などには地域の特色が表れやすいですが、そうした特産品を活用した地域活性化の取り組みが現在全国的に進んでいます。

そんな中、沖縄県うるま市では、うるま市の特産品を使った新商品の開発を目指し、調理実演セミナーが開催されました。 うるま市では衰退する農水産業の復活のために、うるまブランドを確立しようという動きが進んでいて、それを実現するための拠点として数年前から「うるま市農水産業振興戦略拠点施設事業」の整備が推進されています。

この拠点施設は2018年に開業予定となっていて、今回の調理セミナーはその開業を見据えた事業の1つとして開催されました。7月7日にうるま市健康福祉センターうるみんで開催されたセミナーでは、うるま市職員らが出したアイデアをもとにフードプロデューサーの中村新さんが考案したレシピを実際に調理。

レシピは「1日分の沖縄野菜が取れるパフェ」など、津堅ニンジンや黄金芋などといったうるま特有の野菜を使いながらもスイーツに仕立てたものが多く、これには参加者も驚きの表情を見せていました。

しかし、スイーツを食べつつもヘルシー志向というこれらのレシピは女性からの支持も集めそうですよね。今の時代は美味しいだけではダメで、健康志向や写真映えする見た目なども非常に重要となってきますから、これから実際にうるま市の取り組みの中でどんなメニューが商品化されていくのか、注目ですね。


 執筆：街コミNAVI編集部