季節はすっかり秋という感じになってきましたね。秋といえば食欲の秋ともいいますが、様々な秋の味覚が全国各地で食べられるようになってきています。

そんな、日本の食材で秋といえば、やはりお米ですよね。全国各地の米どころで新米の収穫が行われていますが、今年は各地で新しい品種が誕生し、新たに栽培されるようになってきています。

ちなみに、岩手県一関市では、この秋から新しく販売される新品種の米「金色の風」の収穫報告会が行われました。 金色の風は岩手県産の最高級品種の米で、全国屈指のブランド米を目指す新品種。

世界遺産・中尊寺の金色堂やたわわに実った稲穂をイメージし、日本の食卓に新しい風を吹き込むという願いが込められています。話題の豪華寝台列車「四季島」でも使用が決まっているということからもその実力はわかるのではないでしょうか。

岩手県では昨年、銀河のしずくという新品種を発表していて、それとあわせて「金銀」の2品種で岩手の米を発信していこうという戦略です。

一関市中里の米の貯蔵施設で9月28日に開催された収穫報告会には達増知事が出席。

一関市をはじめ、金色の風を栽培している各地域の市長や町長、生産者らおよそ50人が出席して、米の出来栄えを説明しました。

この日は悪天候で、予定されていた知事の稲刈りは行われませんでしたが、米のできは上々ということで、期待がもてる報告となったようです。県内では10月8日に発売され、その後全国でも販売されるということなので、一関、岩手の人だけでなく、全国の皆さん、是非一度その味を試してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部