朝食には何を食べることが多いですか？

やはりご飯を食べる人やパンを食べるという人が多いと思いますが、朝食にはシリアルを食べるという人も多いですよね。日本でも朝食の定番として定着しつつあるシリアル食品ですが、そんな中でも、近年人気を集めているのがグラノーラ。

グラノーラは穀物などを加熱処理したシリアル食品のことを言いますが、長野県では近年新たにシカ肉を利用した「長野グラノーラ」が誕生して注目を集めています。 長野県では近年二ホンジカが急増していて、適正な生息数を保つために年間3万頭以上も二ホンジカが捕獲されています。

近年ジビエ料理のブームが高まってきている状況の中、長野県でも捕獲したシカの命を無駄にしないようにジビエ料理に活用していこうという動きが進められてきていて、そうした中で開発されたのがこの「長野グラノーラ」です。

県内で捕獲された二ホンジカの肉を乾燥させ、細かく砕いてほかの原料と混ぜ、シリアルにしているのだといいます。

他の原料にも長野県産の原料を豊富に使い、地域PRするとともに、シカ肉の消費の拡大をさらに広げていきたいと考えているということで、これからのPRや販路の拡大に期待がかかります。鹿肉にはたんぱく質をはじめ、様々な栄養素が豊富に含まれていてダイエットにも効果的なのだとか。

長野県の人はもちろん、皆さんも是非一度、この鹿肉を使ったグラノーラ、食べてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部