（2018年3月16日に書かれたコラムです）

日本全国、地域によって地元の特産の食材や、ご当地料理などがありますよね。

最近では地域の活性化が全国的に目指される中で、そうした地元産の食材を活用したり、PRしたりするイベントも増えてきていますが、新潟県では、県内各地で地元産の食材を活かしたメニューを提供する特別イベント「新潟 SAKE レストランウイーク2018」が開催されています。 県内に92もの酒蔵のある新潟県では、新潟県酒造組合の50周年を記念して2004年に初開催された「新潟淡麗 にいがた酒の陣」というイベントが以来毎年開催されています。

そのイベントと連動する新たな大型イベントとして2年前から開催されているのがこの「新潟SAKEレストランウィーク」です。

「新潟淡麗 にいがた酒の陣」がその名の通り、地元の地酒を楽しむことをコンセプトとしているイベントということで、この「新潟SAKEレストランウィーク」では、新潟の日本酒やワインとのマリアージュを楽しめる特別メニューが、上質なレストランで、リーズナブルな定額料金で提供されています。

参加店舗は38店で、各店舗によってもちろんメニューも異なり、ディナーコースに複数の種類があるお店もあれば、ランチのあるお店もあるなど、1人1人の予定や楽しみ方に合わせたお店選びができるようになっています。

基本的には日本酒に合う和食を提供することがコンセプトとはなっていますが、和食だけでなく、フレンチやオーストラリアといった洋食のお店も参加しバラエティに富んだメニューが楽しめますし、日本酒と洋食の組み合わせはこれまであまり試してこなかったという人にとっても、新たな発見が生まれそうです。

「にいがた酒の陣」はドイツの伝統的なビールの祭典「オクトーバーフェスト」をもとに開催される日本酒フェスティバルで、今年も3月10・11日に開催されましたが、このレストランウィークは3月18日まで開催中。今年いける人は是非参加してみてほしいですし、今回参加できない人も、来年を楽しみにしていてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部