現在、全国各地の自治体で、これまで地域で作られてきた作物だけでなく新しいブランド作物や特産品を創出しようという動きが活発になってきていますよね。

私たちに普段から馴染みのある野菜や果物の高級品種や新品種を新たに作り始める地域などもありますが、静岡県沼津市では、日本ではあまり流通がなく私たちになじみの薄い野菜の商品化が進められ話題となっています。 その野菜の名は「カリフローレ」別名スティックカリフラワーと呼ばれる野菜で、イタリア原産の、カリフラワーを品種改良した野菜です。

カリフラワーと比べると茎のほうが目立つ形になっていて、カリフラワーと同じように様々な調理法に対応し、生で食べることもできます。

沼津の青果市場である沼津中央青果では、2017年から地元農家とともに地域の農業を盛り上げるための取り組み「地場野菜応援プロジェクト」を実施してきて、今回のカリフローレの生産が第3弾となりました。

沼津市や御殿場市など、地域の農家10軒とともに商品開発に取り組み、無事商品化が決定。

10月から1月にかけて出荷されるとのこと。カリフローレになじみがないという人も多いと思いますが、沼津や周辺地域に住んでいる人は是非この機会に一度食べてみるのもいいのではないでしょうか？

沼津以外に住んでいる人もカリフローレを見かけたときには食べてみてほしいですし、見かけたときには沼津産なのかチェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部