普段、新聞を読みますか？最近ではスマートフォンなどで新聞記事を読む人も増えたり、新聞は読まずにインターネットのニュースを収集するという人が出てきたりする一方、やはり必ず毎朝新聞に目を通す人というのもいると思います。

まさに新聞にとっては過渡期を迎えている状況なわけですが、最近ではそんな新聞の未来について考えるイベントなどが全国各地で開催されています。茨城県水戸市では、教育に新聞を活かそうという活動「NIE（Newspaper in Education）」に関するセミナーが開催されました。 NIEは新聞界と教育界が協力して推進するもので、1930年代にアメリカで始まり、日本をはじめ世界中で進んでいる運動。日本国内でも全国各地でNIEに関する取り組みが進められていますが、今回水戸市で開催されたのは、茨城県のNIEセミナーです。

昨年、12月23日に水戸生涯学習センターで開催され、NIEに取り組む小中高の先生たちが集まり、実際にそれぞれが取り組んでいる活動や、その結果などを互いに報告しあい、成果と今後の課題などについて意見交換を行いました。

昨年は選挙もありましたし、実際に新聞を使った教育を行うことで社会に関心を持つ子供が増えた理といった効果があるという手ごたえを教師の皆さんも持っているようで、議論は盛り上がりを見せていました。

教育における新聞のこれからについても更なる議論を進めてほしいですし、紙媒体や新聞に限らず、ネットなどでの情報収集におけるリテラシーなども含めた包括的な情報収集に関する教育もこれからは期待していきたいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部