みなさんの住む町は「○○のまち」といったPR戦略を進めていますか？

多くの地域で、特産品などを活かした「○○のまち」というキャッチコピーや、それを活かしたPR作戦が進められるようになってきていますが、徳島市では「水都・徳島」をPRしようと、1月28日に寒中水泳大会が開催され、話題となりました。 徳島市は四国一の大河、吉野川が紀伊水道に流れ込む河口部分にあり、河口周辺では、海水浴やサーフィンなども楽しめ、四季折々の表情を見せる雄大な景色も特徴。

というわけで、水都としての地域PRを積極的に行っていて、「徳島ひょうたん島水都祭」など、イベントも多く開催されていますが、そうした中で、恒例行事として毎年1月に開催されているのが「新町川寒中水泳大会」です。

JR徳島駅からもほど近い新町橋で開催され、有志が橋から飛び降り、川での寒中水泳を行い、水中で阿波踊りを中心に毎年ユニークな企画が行わることで人気の恒例行事です。

もともと戦前から行われていた行事だそうですが、戦後一時水の汚染などもあって中止となっていたものを、地元NPOなどが復活させたもので、今年で復活後24回目の開催を迎えました。

水温は氷点下にもなるということで、参加者の中には本気でさむがっている人や弱音を吐く人もいたということですが、それも込みで会場は盛り上がりを見せ笑顔に包まれました。

無理はしないでほしいですが、こうしたイベントが地元で続いていくのもまた土着感があって素敵ですよね。徳島の人は機会があれば来年以降1度見に行ってみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部