2016.12.29.
鴻巣の花を見て育てて贈ってふれあう花のある生活促進条例
皆さんが住んでいる地域には、どんな特産品がありますか?また、その特産品に関するPRは しっかり行われていますか?現在は地方創生の方法を全国の自治体が模索する時代。
特産品をブランド化したり、香川県の「うどん県」ように、キャッチフレーズで特産品を アピールするなど、各地で様々な施策が行われていますし、そうしたことが自治体の議会など でも真剣に議論されています。
そんな中、埼玉県鴻巣市でも、特産品を打ち出すための新たな施策が打ち出されました。
情報元ソース:産経新聞
鴻巣市議会、花のある生活促進条例を可決 埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161216-00000045-san-l11
その名も「鴻巣の花を見て育てて贈ってふれあう花のある生活促進条例」です。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161216-00000045-san-l11
鴻巣市の特産品である花を活かしたまちづくりをより前面に打ち出していこうという条例ですね。 鴻巣は日本有数の花の産地で、「ポピーの栽培面積日本一」など、花に関する日本一の記録を 複数持っています。昭和23年に寺谷地区で、鴻巣の気候風土に適した花としてパンジーの栽培が 始まったことを契機に、全域で花の栽培が広がり、産地の発展・拡大とともに「花のまち こうのす」の名が全国的に知られるほどになりました。
現在では「こうのす花まつり」が開催されるなど、花を活かしたイベントや地域PRなども 少しずつ進んでいます。今回決議された条例では、2020年の東京オリンピックを花産業のPRと 活性化の機会ととらえて、様々な施策を行うことを打ち出しています。
オリンピックのあらゆる産業に与える影響力も改めて驚かされますね。花を中心に据えた このような条例は、日本で初めての試みということで、今後の動向にも注目が集まるところです。
執筆:街コミNAVI編集部