夏の日差しを受け、暑いながらも農産物はスクスク育つこの季節。愛知県豊田市から果物の収穫に関するニュースです。

ブルーベリーの産地として知られる愛知県豊田市の稲武地区では、ブルーベリーの収穫体験が行われました。 この体験会は、十分な人出が確保できず摘み切れないブルーベリーの実を、ボランティアの人たちに楽しみながら収獲してもらおうと言う狙いで、今回が4回目。

およそ4ヘクタールの農園では、およそ4200本のブルーベリーが栽培され、参加したボランティアは、紫色に色づいた実を丁寧に摘み取っていました。

ブルーベリーは体験が行われた7月24日の1日だけで、およそ200キロが収穫され、農園の売店で販売されるほか、地元・豊田市の学校給食などにも使われるそうです。

ブルーベリーは甘酸っぱくて美味しいだけでなく、「目にいい」効果もあるほか、様々な加工品にも使用されています。

地域の農業で人出不足はじゅうような問題視されていますが、こういった「職業体験」「農業体験」という形でボランティアを募集するのは画期的なことだと思います。

折角栽培したブルーベリーも無駄になりませんし、この体験をきっかけに農業を志す人が増え、農業人口が増えていけば、より生産効率も上がりますし、地域の活性化につながるのではないでしょうか。

夏休みに入り、家族連れでお出かけも増えるこの季節、こういった農業体験に参加してみるのもいいのではないでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部