2016.09.27.
越谷『産業道路地域まつり』
日々様々な問題が取りざたされる日本の社会状況ですが、その中でも大きな関心を集めている問題が 高齢化問題ではないでしょうか?
高齢化の問題はもちろん税金や年金など政治的な問題にも発展していくわけですが、やはり若者が 減ってしまうことで地域社会の活気という点でも問題が出てきてしまいますよね。
地方では地域のお祭りが高齢者主体となり、若者の参加が減ってしまっているという事例も 増えているそうです。そんな高齢化に負けない地域づくりを目標にした地域のお祭りが 埼玉県越谷市で行われました。
情報元ソース:産経ニュース
若い力でにぎわい創出 越谷で初の産業道路地域まつり
http://www.sankei.com/region/news/160829/rgn1608290005-n1.html
その名も「産業道路地域まつり」で、越谷市南町の産業道路沿いにて
夏の終わりの8月28日に行われました。http://www.sankei.com/region/news/160829/rgn1608290005-n1.html
主催したのは越谷市のリフォーム会社、アサヒリフォーム有限会社。 昭和54年創業で、越谷の地元に密着して営業してきた老舗です。
社長によると、「地域の祭りは若い人々が参加せず、高齢者が取り仕切っているので、限界に近い」 という地元住民たちからの声を受けて、「高齢化に負けない地域を作りたい」という理念で開催を 決意したのだそう。
運営は新入社員の人たちに任せたんだそうですよ。
祭りでは地物との酒屋さん提供の記念升プレゼントや障害者通所デイケア「めだか工房」による パンの販売、地元企業提供のマグロの解体ショーなどを行い、100人以上にマグロを振る舞いました。
今回が初開催となりましたが、無事に祭りは終了し、手ごたえもあったよう。 第1回と銘打っていますし、2回目以降も越谷の地元の人たちに愛されながらイベントが続くと いいなと思いますね。
執筆:街コミNAVI編集部