（2018年10月30日に書かれたコラムです）

群馬県からのニュースです。

文化的なイベントが全国各地で開催されていますが、群馬県にあります群馬県立自然史博物館で第58回企画展「人類進化700万年」が開催されています。 この展覧会では、群馬県内外から出土した多くの化石標本や復元全身骨格、ジオラマなどで、人類誕生から現在の我々に至る進化の歴史にういて、新たな知見をもとに紹介しています。

我々の先祖にあたる、ホモ・エレクトスやホモ・エルガスター、ホモ・ネアンデルターレンシスなど、人類が歩んできた歴史を学べる内容となっています。11月4日にはワークショップ「自分の歯形をつくって他の人類と比較しよう」、25日には講演会「DNAで解明する現生人類の起源と拡散」も開催されるとのことです。

群馬県といえば、1400年前の創建と伝えられ、群馬県内でも有数のパワースポットとして人気を集めている榛名神社で、国指定の重要文化財4棟の保存修理も行われています。

保存修理工事は昨年8月からスタートしており、国祖社は柱など一部の部材を残し、屋根や壁、床などを解体する半解体修理、額殿は全解体修理の手法が取られています。

本格的な修理は百数十年ぶりとのことで、工事が順調に進んでいることから、11月27日には一般向けの現地説明会も開かれるとのことです。

文化の秋、学びの秋。歴史が好きな方には特に胸踊るイベントが満載ですね。群馬県にお住まいの方は、ぜひ地元群馬に点在する文化財に触れてみてはいかがでしょう。


 執筆：街コミNAVI編集部