2024年6月、ロイズコンフェクトが小樽市に新たな店舗をオープンします。

この新店舗「ロイズ小樽店」は、築140年の歴史ある石蔵をリノベーションしたもので、小樽運河に近接する観光スポットとして注目されています。オープンに先立ち、5月31日に内覧会が開催されました。

店舗の特徴

1階: ロイズのチョコレートショップ 人気の生チョコレートや焼き菓子など、約150種類の商品が並ぶ。
2階: カフェスペース レトロな雰囲気の中で、ソフトクリームやカラフルなソーダなどのドリンクを楽しめる。

色内大通りに面し、堺町通り商店街と繋がっているため、多くの観光客が訪れることが期待されています。

石蔵は1897年に建設され、寿原小間物店の倉庫として利用されていた。直近では「おたる織物」が店舗として利用していたが、2022年に移転のため閉店。その後、石蔵前のスペースは時間貸し駐車場として利用されていました。

ロイズコンフェクトは、札幌市を中心に複数の直営店を展開しており、今回の小樽店は同社にとって初の小樽市内直営店となります。これまでの大型店舗とは異なり、歴史的建造物を活用した独特の店舗デザインが特徴。

新たな観光スポットとして、小樽運河近くのこのロイズ小樽店は、観光客や地元の人々に愛される場所になることでしょう。オープンは6月2日午前10時からです。

ロイズコンフェクト
小樽市色内1丁目10-23

小樽の魅力を最大限に生かした店舗

ロイズ小樽店のオープンは、単なる新規店舗の開店に留まらず、歴史的建造物をリノベーションして活用することで、地域の歴史や文化を尊重しつつ、現代的な商業活動を展開するというアプローチは、他の地域にも広がってほしいと感じます。

特に小樽市は、その豊かな歴史と観光資源を活かしながら、新しい魅力を発信することが求められています。

今回のロイズの取り組みは、観光客に対しても大きなアピールポイントとなるでしょう。

観光地としての魅力を高めるだけでなく、地元住民にとっても誇りとなるような場所となることが期待されます。また、インバウンド観光が再び活発化する中で、こうした独自の取り組みは国際的にも評価される可能性があります。

ロイズの歴史と小樽の歴史の融合

歴史を感じさせる石蔵の中で味わうロイズのチョコレートは、現代の技術と職人の技が詰まった逸品です。これにより、訪れる人々は「歴史の味」と「現代の味」を同時に楽しむことができます。

さらに、レトロな雰囲気のカフェスペースは、まるでタイムスリップしたかのような感覚です。ぜひ、小樽市民もそうでない方も訪問してみてください。


 執筆：街コミNAVI編集部