たこ焼きといえば大阪ですが 最近、たこ焼き器を使って「おもてなし料理」にチャレンジをする人が 増えているそうです。

関西では必ず家庭に1つはあるといわれているたこ焼き器。 大阪の家庭では所持率100%といううわさもあるほどです。

そんなたこ焼き器を使って 様々な料理を作る人が増えているそうです。 調理器具として、新たな使い道が広がっている事も関係しているのか たこ焼き器の売れ行きは今もなお増加しているそうです。

たこ焼き器だからといって たこ焼きしか作ってはいけないというルールはありません。

大阪の人のアイテム「たこ焼き器」は 一体どのような調理器具として使われているのか？

今回は、様々な調理の中から一部をご紹介したいと思います。

冷蔵庫にタコがない・・・という状況になっても さまざまなアイデアで新しい料理が大阪の家庭で生み出されています。

例えば、たこ焼き器の中に ごはんとチーズを混ぜたものを入れてこんがり焼きおにぎり風に焼きます。 キムチなどを乗せて食べるとあっという間にB級ランチの出来上がり。

あの丸い形を生かして、ベビーカステラを作ることも出来るんですね。

そんな便利なたこ焼き器で 最近もっとも購入率の上がっている年齢層が「30代の女性」だそうです。

大人数で女子会をして たこ焼きを作ってパーティーする人も増えているという事ですが 昨今じわじわと人気が高まっているスペイン料理アヒージョを たこ焼き器で作っておもてなしする女子が増えているそうです。

たこ焼き器の穴に少しずつオリーブオイルを注いで、ニンニクや鷹の爪を散らします。

カキやエビ、タコなどに下味をつけてから、たこ焼き器で加熱。 その後煮えてきたら白ワインを振り入れて、ドライパセリを散らして バケットと一緒に食べるんですね。

大阪人のものだけだと思っていたたこ焼き器が まさか女子会で大活躍しているとは思いもしませんでした。

キリっと冷えた白ワインを飲みながら たこ焼き器で作るアヒージョを食べると、幸せな気持ちになれそうですね。


 執筆：街コミNAVI編集部