大阪のシンボルと言われている 展望タワー・通天閣（103メートル）の屋上に 開放型の展望台が設置されることになりました。

新たな集客の目玉にする狙いで、展望スペースが増築されるのは1912年に 初代通天閣が開業して以来、初めてのことになります。 12月下旬には完成する予定だそうですよ。 大阪・通天閣の周辺といえば立ち飲み屋、名物の串カツ店、動物園など 家族やカップルなどで楽しめるスポットで溢れています。

そこで通天閣などの展望タワーは 「一度登ったことがあるし、2度も行く必要がない。」と考えている人を取り込み 開放型の展望台を設置することで、以前では見ることのできなかった新しい景色を 体験してもらおうというのが狙いのようです。

観光客はもちろんですが、地元大阪の人にも楽しんでもらいたいという想いが 展望台には込められています。

新展望台は名付けて「展望パラダイス」（高さ96.5メートル、約40平方メートル）

現在、屋内にはガラス張りの展望スペースが2フロアありますが 上層階の床面より9メートル高い「第3の展望台」となります。

総工費はなんと、約1億円。

屋上部分の高さを1.3メートルの強化ガラスで円形に覆い 営業時間中は最大約30人が常時入れるようになります。

完成後は天体観測教室や 家族連れやカップルなどへの貸切サービスなども検討されているそうですよ。

貸切の展望台の夜景を見る事が出来るようになるなんて、とても贅沢ですね。 通天閣はますます、大阪のシンボルとして輝いてくれそうです。


 執筆：街コミNAVI編集部