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2015.11.08.

兵庫・灘は酒作りの街


日本酒造組合中央会によると、国内の日本酒出荷量は約55万キロリットルだそうです。 そんな中、「灘」のお酒で有名な兵庫県は、全国1位の出荷数15キロリットルを記録しています。

兵庫県にある灘五郷は「灘の生一本」で知られる日本酒の生産地です。 兵庫県の東灘区・灘区と兵庫県の西宮をあわせた阪神間の地域を指すんですね。
情報元ソース:毎日新聞 近畿の地酒:味の傾向グラフで表示 甘辛、濃淡など一目
http://mainichi.jp/select/news/20151019k0000e040173000c.html
兵庫のこのエリアは、酒造りに適している上質の酒米(山田錦)と上質のミネラル水(宮水)が取れ 製品の水上輸入に便利なみなとがあったことから、日本酒の名産地として栄えました。

かつては、伊丹・池田が摂津の代表的な酒どころとなっていました。 しかし、幕府が江戸に移って以降は、当時の技術で品質を落とさずに江戸までお酒を輸送するのには 困難がつきまといました。

そこで、輸送所要日数にして、2〜3日は短縮可能な兵庫の灘地区が 江戸時代中期以降の上方酒の主流となっていきました。

また、江戸時代中期には灘では絞油業も栄え、江戸への直接販売も行なっていたそうですよ。

長い歴史を経て受け継がれてきた灘の酒造り。 灘五郷は、今津郷・西宮郷・魚崎郷・御影郷・西郷の5つに分かれていて 今津郷では「大関」、西宮郷では「日本盛」「白鹿」「灘一」、魚崎郷では「松竹梅」「櫻正宗」 御影郷では「白鶴」「菊正宗」西郷では「沢の鶴」「金盃」など テレビCMでもよく名前を聞く銘酒が造られています。

・・・もう、町全体で日本酒を製造しているようなものですね。 兵庫の灘が日本酒出荷量1位を記録する意味がよく分かったように思います。


 執筆:街コミNAVI編集部