大阪・北浜にチョコレート専門店 「Cacaotier Gokan（カカオティエゴカン）」がオープンしました。

店名に入っている「カカオティエ」とは、現地の生産者と共に カカオ豆からチョコレートを創るお菓子職人のことを言います。 現地へ足を運んで、自然環境や人々とふれあい ひとつひとつ魂を込めて丁寧に作ったチョコレートが、店内では販売されています。

江戸時代、大阪は「天下の台所」と呼ばれる日本の物流の要であり 日本一の商業都市でした。当時大阪で繁栄を極めた豪商「淀川重當」が 大阪・北浜の店先に開いた米市が全国の米相場の基準となり 商都大阪の発展に大きく寄与しました。

日本全国から、あらゆる食材が集まる天下の台所・大阪は 独特の食文化が広まって今日に至っています。

「Cacaotier Gokan」ではチョコレートの他にも お米を使った珍しいスイーツを販売しています。

「お米の純生ロール」は、限定農家で作られた 新潟県胎内産コシヒカリ100パーセント使用して米粉生地を作っています。

生クリーム、カスタードクリームをたっぷりと使用して国内産黒大豆と一緒に 巻き上げています。まさに、素材や製法にとことんこだわった、ロールケーキです。

今回オープンしたチョコレート専門店では なかなか日本では食べることのできないチョコレートが販売されています。

ベトナムやガーナ、コロンビアなどから取り寄せたカカオから作っている チョコレートは味も香りも一級品。

一度でいいから食べてみたい、そんな大阪のチョコレートですね。


 執筆：街コミNAVI編集部