1991年のオープンから25年にわたって、音楽の歴史を伝えてきた 大阪のライブハウス「難波ロケッツ」が2016年の2月いっぱいで閉店しました。

ロケッツは24時間の起動力を持つ ライブ・クラブ・レンタル・多目的ペースを提供しているお店です。 オールスタンディングで300名入り、座席も80席あります。

ホール内に2つのスクリーンがあり、この規模のライブハウスには珍しく 裏側に楽屋があり、客席を通ることなくステージへ向かうことができる造りです。

フードメニューも充実していました。 特にロケッツ特製カレーは500円で、キーマカレーやグリーンカレーなどもありました。

ドリンク類も充実していて、ビールはもちろん、レッドアイやハイボール いいちこや黒霧島など、様々な種類が置いてある大阪ライブハウスでした。

現在の音楽シーンを引っ張っている アーティストも数多くこの舞台を踏んでいます。

ロケッツはかつて大阪でヴィジュアル系の聖地と言われていました。

ラルクアンシエル、LUNASEA、黒夢、Dir en grey JanneDaArc 田中フミヤ　Vividなど、現在でも音楽シーンの中心的存在として活躍している アーティーストもたくさんいます。

ロケッツの閉店については、2月6日にオフィシャルサイトで告知されました。

オフィシャルサイトでは「オープンから25年 永きに渡りかかわってくださいました皆様には、心より感謝申し上げます。

数多くの方々の楽しめる場所で在れたことを誇りに思います」 というコメントが掲載されています。

大阪には数多くのライブハウスがあります。 またどこかで、新しいライブハウスが誕生して音楽シーンに活気が戻れば良いですね。


 執筆：街コミNAVI編集部