兵庫県には、三国志で地域の活性化を行っているキャラクター「孔明わん」「関うーたん」がいます。 兵庫は漫画「三国志」の作者、漫画家・横山光輝氏の故郷なんですね。

横山光輝氏は1934年6月18日兵庫県神戸に生まれました。

その後は太田中学校、須磨高等学校へと進学して 高校在学中、本格的に漫画の執筆をスタートさせたそうです。 漫画雑誌などへ自身の作品を投稿すると、数多く掲載されるようになったのです。

高校卒業後は、神戸銀行（現在の三井住友銀行）へ就職しましたが マンガへの情熱からは逃れることができず、わずか5ヶ月で退職してしまいます。

そして1954年若干20歳の時に「音無しの剣」で本格的に漫画家デビューします。

1956年「鉄人28号」の発表で一躍人気漫画家の仲間入りを果たし 以後、兵庫より上京して作品作りを行うようになりました。

その後は雑誌「少年」において、鉄腕アトムと人気を二分した作品はテレビアニメ化されて 巨大ロボットアニメの歴史を作り出すとともに、社会に一大ムーブメントを巻き起こしました。

全60巻にもわたる三国志は、現在も子供から大人まで多くの人々に親しまれ、愛されている作品です。

残念ながら、横山光輝氏は2004年に自宅の火災によって死去しました。（享年69歳）

横山氏の作り上げた三国志から飛び出してきたキャラクター、孔明わんと関うーたん。

犬と猿ですが、二人は犬猿の仲ではなく、仲良しです。 今後も横山氏の作品と兵庫の素晴らしさを多くの人に伝える存在として活躍してくれそうですね。


 執筆：街コミNAVI編集部