国際化が進むこの時代の中で、国際交流はだいぶ身近なものになってきました。 街を歩けば外国人観光客の人がいて、大学には留学生がたくさんいて、会社でも国外出張や 国外転勤も当たり前のように行われる時代です。

こんな風に、私たちは外国の人との交流に対してそれほどアレルギーがなくなってきている 気がしますが、アフリカなど、遠方の発展途上国の人たちと交流する機会はそれほど 多くないように思えます。

そんな中、10月11日、アフリカのルワンダから2人の女の子が埼玉県上尾市にやってきました。 10月11日は国連が定める「国際ガールズ・デー」ということで、発展途上国の性差について 考えることと国際交流を目的に、レベッカさんとフランソワーズさんの2人が来日。

ルワンダはジェンダー・ギャップ指数が世界6位で、アフリカで最も性差の大きい国。

2人は来日して様々なジェンダー系のイベントなどに登場しましたが、その来日中に 上尾市の上尾東中学校で中学生たちと交流しました。

お茶のおもてなしを受けたり、日本の文化に触れながら、日本の子どもたちの状況を 見学しました。おそらく上尾中学校の子どもたちもアフリカの途上国の子どもとの交流は 初めての子どもが多かったことと思いますが、短い時間の交流でも何か感じることが あったのではないでしょうか。

これからさらに国際交流が進むでしょうから、子どものころから更なる国際交流が進んで いくのは大切なことだと思います。


 執筆：街コミNAVI編集部