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2017.03.24.

山口で61歳の女性が博士号を取得


「末は博士か大臣か」という言葉を知っていますか?

子どもが才能の片りんを見せた時に、「この子は天才かもしれない。ということは成長した暁には博士、大臣になるかもしれない」と喜ぶ親ばかな様子を言います。

しかし現代では大臣はともかく、博士になるということは経済的に非常に困難になってきました。長年大学院で研究を積んだうえで、その研究の成果が出たとしても就職できるポストがあるかどうかは闇の中、ということで非常にリスクの高い職業となっています。

しかも結婚適齢期とされる20代の大半の時間を研究に費やすとなると、研究分野によっては未だに女性研究者へのリスクは男性に比べられないほどであるといいます。

そんな中、山口で61歳で博士号を取得した女性がいるそうです。
情報元ソース:宇部日報 61歳、元保健師の女性に博士号 山口大
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170317-00010003-ubenippo-l35
山口大学(山口市吉田)の医学系研究科の博士号を取得したのは、兼平さん。研究科に8年間通うために岩国で30年間続けた保健師を中途退職したといいます。

山口大での研究内容はというと、精神障害のある人やその疑いのある人、そしてその家族を訪問する際の健康課題発見に関する研究。保健師の行うべき観察やケアの方針を示し、現場に直結するような意味のある研究といえそうです。

このあとも1年ほど、この研究成果を教育プログラムとして活かすために検証を進めるとのことです。

山口大における高齢の女性による博士号取得のニュースは、研究者としての在り方に一石を投じるものとなりそうです。


 執筆:街コミNAVI編集部