日本史の中で人気の時代といえば、やはり戦国時代と明治維新ではないでしょうか。日本史ファンの中には個人的に好きな戦国武将や維新志士は必ずひとりいる、という人も多いでしょう。

そんな中、明治維新が来年150周年を迎えるのをご存知ですか？それに伴い、高知と山口の両県が互いに連携してこのメモリアルな年を盛り上げようとしています。

これに伴い、先日2度目の高知・山口の両県知事会議が行われました。 先月、堂々オープンしたことも記憶に新しい高知城歴史博物館を会場として、高知・山口の両県知事が一時間にわたって会議を行ったということです。

さらに両県を中心として鹿児島、佐賀と共に「平成の薩長土肥連合」を結成。観光によってこの歴史の転換点を日本全国へと発信しようと意気込んでいるのです。

ちなみに同博物館には、龍馬暗殺の5日前の書簡が展示されているのですが、文面から読み取れる龍馬の熱い志を胸に、両知事は来年に向けて周到な準備を行っていくことを約束しました。実は山口県の村岡知事は、平成18・19年度に高知県へ出向していたということもあり、今回の連携には個人的な感慨もひとしお。公式には10年ぶりの高知の地で、きっとこぶしを固く握りしめたことでしょう。

日本史ファンならずとも現代に生きる我々には欠かせない意義を持っているこの明治維新。150周年を前にもう一度、明治維新をおさらいしてみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部