中高生、大学生くらいまでの『一般的な男女交際の始まり方』は 男女どちらか一方が好意を告白する、というものでしょう。

しかし、ある程度恋愛経験を積んで社会人ともなると 「告白」なんて事はいちいちしなくなり、最初に体の関係から始まる事も多いですよね。

そんな中、ある女性がセフレの関係になってしまった男性の 本命彼女に出世するにはどうすれば良いのか悩んでいるようです。 ちなみに、中高生が「告白」を重視するのは まだ身体的・精神的に未発達で、性行為に対するハードルが高いからでしょう。

そして「告白」によって、彼らにとって一番のウェイトを占める もしくは世界の縮図ですらある「学校」という社会において 「契約」あるいは「疑似結婚」を果たし 学校社会に認められることが大事だからでしょう。

なのでセフレという関係にはなりにくい。

これが社会人ともなると 学生のように公私の生活両方を送る「学校」という場はなくなり 公と私、つまり「公」である仕事の場とそれ以外、趣味や恋愛関係などの「私」の場が はっきりと別れ、人によっては「私」の場が複数に及ぶ場合もあります。

「私」の場においては好意の告白による「契約」「社会の承認」などは 必要となくなるので（「公」の社会では良しとされていない） 「交際前にセックス」という関係が成り立つのだろう。 これがセフレが出来てしまう要因でしょう。 つまり大人になると、社会が多様化するので、それで関係が成り立ってしまうのです。

この投稿者女性は、はっきりとした交際の前に体の関係を持ってしまった男性と いかにしてきちんとした恋人になれるかに腐心している模様。

告白めいたことをしても上記の理由から「告白」にそれほど力はないので 曖昧な言い回しではぐらかされている。

この男性が投稿者をどう見ているか判別するのに一番の方法は 「交際の宣言をするまで2回目のセックスをさせない」という事でしょう。

男性は「交際」よりも「セックス」のハードルが低いもの。 このままズルズルと低いハードルばかり越えさせていても セフレ止まりになることは明白です。


 執筆：街コミNAVI編集部