兵庫の神戸といえば、音楽の街として古くから親しまれています。

コンサートホールはもちろん、ライブハウスやジャズ喫茶など 音楽文化と数多く触れ合うことのできる街です。

そんな兵庫（神戸市）に音楽を軸とした ソーシャルアパートメントが完成することになりました。 ソーシャルアパートメントとは、賃貸マンション内に ラグジュアリーなラウンジを設置することで 住民の自発的なコミュニティ形成を促進させるという仕組みを持った共同住宅です。

従来型のワンルームマンションとは異なっており シェアハウスとも異なる今までにない、新しい住居スタイルです。

東京都からも助成金対象事業に認定されるなど ご近所付き合いが希薄化した昨今の社会において、注目を集めています。

実際に新しいマンションへ引っ越しても、隣の人の顔はおろか 他のフロアに誰が住んでいるか知らないという方も多いでしょう。

積極的に挨拶や日常会話を交わす間柄ではないという人が殆どのはずです。

それを踏まえると、この兵庫にできるソーシャルアパートメントはとても新しく 明るい開放的なイメージを持つことのできるアパートではないかと感じます。 ※しかも『音楽』という繋がり（ソーシャル）もあるので話の合う人も多いでしょう。

この建物は安田不動産が所有しており、同社関西支店が入居していたオフィスビルを 鉄筋コンクリート造14階建の賃貸マンションに建て替えるというものです。

今回の、兵庫に完成したソーシャルアパートメントは 「ミュージック×ライフ」をテーマとしており、住人同士の交流を目的としたラウンジに 小さなステージを設けて、日常の中で住人同士によるミュージックセッションが 自然発生されるよう促される造りです。

さらに入居者は、無料で防音スタジオ二部屋と防音シアタールーム一部屋を 利用できます。

音楽の街、兵庫・神戸だからこそ求められる ソーシャルアパートメントではないでしょうか。音楽好きには魅力的な生活です。


 執筆：街コミNAVI編集部