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2018.08.29.

西日本豪雨。岡山・倉敷で炊き出し


(2018年7月31日に書かれたコラムです)

7月上旬の西日本豪雨で中国・四国地方が大きな被害を受け、今尚困難な生活を強いられている方々がたくさんいらっしゃいますが。ここで岡山県からのニュースです。

岡山県倉敷市真備町の避難所で有志の人々による炊き出しが続けられています。
情報元ソース:山陽新聞デジタル 栄養ある食事で被災者に元気を 岡山・真備の避難所で有志が炊き出し
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-00010003-sanyo-l33
避難所ではお弁当やパンが配られていますが、食事は偏りがち。そうした状況を踏まえ、地元・岡山の団体や学生が栄養満点のメニューを用意し、猛暑のなか、復旧作業に励む人たちを元気づけています。

25日に料理を振る舞ったのは、地元・岡山の調理士会のメンバー。避難生活に気を配ったメニューを味わった女性は「とても美味しかった」と笑顔を見せていました。

岡山県内の避難所では行政が、朝はおにぎりやパン、夜は弁当を配っていますが、衛生面から生鮮食品は提供できないそうです。岡山県栄養士会の坂本会長は「暑い時季だけに、食中毒を警戒して弁当は使う食材や調理法が限られる。酷暑と復旧作業を乗り切るためにも、ビタミンやミネラルが豊富な野菜を工夫してとって欲しい」と呼び掛けています。

こういった地元岡山県の住人やボランティアによる心尽くしの炊き出しが、被災されたみなさんの食を補っています。また被害の大きかった総社市内の避難所になっている公民館では、岡山県立大の保健福祉学部が7月27日、31日、8月3日、8日に野菜料理を提供する予定とのことです。

まだまだ被災された岡山県各地の復興には時間がかかると思いますが、体調を崩すことなく、1日も早く安泰な日常を取り戻していただきたいです。


 執筆:街コミNAVI編集部