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2018.12.11.

皇室にも献上される滋賀の「むべ」


(2018年11月29日に書かれたコラムです)

滋賀県からのニュースです。

長寿県として知られる滋賀県で食べられている「不老長寿」の果実をご存知でしょうか。その名は「むべ」というもので、滋賀県内でも近江八幡市でとれるものだそうです。

収穫時期は1年のうちわずか半月の間、まさにこのシーズンのみ。皇室にも献上されているものだそうです。
情報元ソース:MBSニュース 皇室にも献上、長寿県で愛される伝説の果実“むべ”とは?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181124-00010000-mbsnews-l25
そもそも滋賀県が長寿県というのも知らなかったのですが、最近の都道府県別の平均寿命では滋賀県の男性が全国1位、女性が4位となっているそうです。

滋賀県では1986年から「健康・栄養マップ調査」を行い、地域ごとの食生活や健康状況などのデータに基づいた対策を展開。1994年には滋賀県民や企業も加わる「健康づくり県民会議」が設置され、健康推進員を中心とした減塩運動なども合わせた底上げが効果を上げていると見られています。

そんな滋賀県で食べられている「むべ」とは天智天皇(在位期間668~671)がこの村を訪れたところ、8人の男児を持つ健康な老夫婦がおり、天皇が“健康の秘訣”や“どうして子宝に恵まれたのか”とお尋ねになったところ、「毎年秋のこの食べ物をたべています」と天皇に献上したのが「むべ」だったそうです。

その老夫婦が差し出した果実を天皇が「むべなるかな(なるほどなあ)」とおっしゃったことから「むべ」という言葉がそのまま名前になったそうです。

それ以来、毎年むべを皇室に献上するようになり、一旦は途絶えたものの、16年前に復活。今年も先月宮内庁へ届けられたとのこと。ちなみに「むべ」とは「アケビ科」の植物で別名「トキワアケビ」とも言うそうです。

もしかするとこの「むべ」こそが滋賀県の長寿の源・・・と言うのは言い過ぎかもしれないですが、でもある意味こういった伝統を護る堅実な人柄が、滋賀県を長寿県たらしめている要因なのでは?と個人的に思いました。


 執筆:街コミNAVI編集部