（2018年11月29日に書かれたコラムです）

11月22日、近畿地方では「木枯らし1号」が吹いたと発表されました。昨年より23日も遅く、各気象台の発表によると滋賀県彦根市の観測地点の最大瞬間風速は14.8メートルと報告されました。

これを受け、強い冬型の気圧配置となった23日朝、滋賀県の山々では初雪が観測されました。滋賀県・彦根地方気象台は伊吹山が初冠雪したと発表し、滋賀県の比良山系のびわ湖バレイは今季初の銀世界となったそうです。 伊吹山の初冠雪は、平年より7日遅い観測。麓からは腸上皮金が雪化粧した姿が望めたとのこと。びわ湖バレイでは、朝に氷点下3.8度を観測し、1センチ前後の雪が積もった模様。

ロープウェイで訪れた観光客は、「雪が積もってる」などと歓声を上げ、寒風に小雪が舞う中、冬の景色を楽しんでいました。

滋賀県内の気象台によると23日時点で今年の秋最低気温4.5度を観測したとのことです。

滋賀県内には前述のびわ湖バレイをはじめ、奥伊吹スキー場、箱館山スキー場、マキノ、比良山、余呉など数々のスキー場がありますし、これから真冬のウインタースポーツシーズンを迎えるにあたり、更なる冷え込みと降雪が期待されるところではないでしょうか。

例年「暖冬」化の傾向にあり、他府県のスキー場もオープンが遅れるなど頭の痛い状況が相次いでいるようですが、滋賀県も同様の悩みを抱えていることと思います。

更なる冬らしい冷え込みとなり、降雪に恵まれることを願いつつ、個人的には寒さが苦手なので複雑な心境ではあります。


 執筆：街コミNAVI編集部