（2020年3月24日に書かれたコラムです）

どのような業界や世界でも若手のパワーというのは目を見張るものがありますが、それはどうやら陶芸の世界でも同じようです。

今回、熊本では熊本で活躍している若手陶芸家7人の作品を集めて展示会「陶芸家七人展」が開催されているということで注目を集めているそうです。 こちらの展示会の会場は熊本にある"鶴屋百貨店"が会場となり、熊本で活躍中の若手陶芸家が制作した約400点もの作品がこちらの展示会では展示されるのだとか。

7人という少人数でありながらこのようなたくさんの作品が展示されるということで、常日頃作品作りに勤しんでたくさんの作品を生み出しているかという若手陶芸家の意気込みや勢い、エネルギーがいかにすごいかということを窺い知ることができるのではないでしょうか？

こちらの熊本での展示会では出産を経験した女性陶芸家による作品や象眼の柄を基調として花瓶、といった様々な個性あふれる作品が展示されているそうで、会場では見る人に大きなインパクトを与えているのでしょう。

展示会の企画として「ハレの器」というテーマで7人の陶芸家が同じ形の作品を展示するという一風かわった企画も開催されているのだとか。同じ形でも陶芸家の個性というのは溢れ出るのか、それぞれの特徴がはっきりと現れた作品が展示されているそうです。

若手のエネルギーというのはその業界を発展させていくエネルギーになることもあるでしょう。

そんな熊本の若手陶芸家の今後の活躍にも大いに期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部