日本列島も徐々に梅雨明けし始め、いよいよ夏が迫ってきました。 夏の植物たちの蕾も花開きつつありますが、夏の始まりの花と言えばわはり朝顔ではないでしょうか。

静岡新聞から朝顔に関するニュースをご紹介します。

静岡朝顔研究会が主催する「朝顔展」が、7月29日から静岡市内にある静岡浅間神社で始まりました。大きな花を咲かせた大輪の朝顔、約200鉢が境内に8月2日まで展示され、静岡市民の目を楽しませています。 朝顔は様々な植え方がありますが、今回は長さ60センチの支柱につるを巻きつける「あんどん作り」と、つるを切ってコンパクトに鉢に植える「切り込み作り」の2部門に分けて展示されており、会員約20人が約200鉢を持ちより出品しています。

期間中は毎日、花の色や大きさ、全体のバランスを競い合うとのこと。

静岡浅間神社を訪れた参拝客は色とりどりの朝顔を眺め、夏の風物詩を楽しんでいると言います。尾

鉢が置かれた場所、日の向き具合によっても花の咲き方は変わるでしょうし、与えられる水の量によってもツヤやクキの張りも変わってくるはず。そういう意味では自分で動くことが出来ない朝顔には過酷な競争のような気もします。

また今回初めて「静岡朝顔研究会」なるものを知ったのですが、こういった研究会は全国各地に存在しており、夏で言うとあじさいやひまわりを研究している会もあるようです。

静岡朝顔研究会の関係者によると「見頃は午前10時頃まで。」とのこと。日照時間が短くなると花開くそうで、早い時間に訪れた方が良いそうです。

静岡市内にお住まいの方は、ぜひ早い時間にお出かけください。

（2020年7月31日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部