11月8日が「刃物の日」であることをご存知でしょうか？

その日にちなんだイベント、美しきKAI Design展「アートは問、デザインは解。」が、2022年11月9日（水）～11月13日（日）に、刃物メーカーの貝印によって開催されました。

開催場所は銀座6丁目、GINZA SIX6階にある、銀座・蔦屋書店「FOAM CONTEMPORARY」です。 主催は、東京に本社を置く貝印株式会社は、カミソリを代表とする刃物を中心とし、調理用品や化粧道具、衛生用品を販売するメーカーです。

1908(明治41)年に開業し、初代遠藤斉治朗が、刀鍛冶から家庭用刃物に転向した職人が多くいた岐阜県関市で、ポケットナイフの製造をはじめたことからスタートしました。

今回開催されている、KAI Design展では、「アートは問、デザインは解。」というテーマのもと、世の中に問いかけるアートと、ユーザーのありたい姿を叶えるための解答となるデザインを提示されているそうです。

「空間に置く刃物」「カトラリーハサミ」「木の香りを楽しむ刃物」などアーティスティックな感性で作られた作品が多数展示されています。

それだけでなく、彫刻家、洞山舞氏による、貝印の工場から出た廃材を使用した個性豊かなアート作品のほか、動画クリエイター・わんこそばOne-Co Soba Noodles氏によるサウンドコンテンツの展示なども楽しめます。

多岐にわたる日用品を生み出している、グローバル刃物メーカー「貝印」が描く未来のプロダクトデザイン展。

貝印のプロダクトには、日常をより良いものにするための無数のアイデアと、デザインへのこだわりが詰まっています。

貝印といえば、髭剃りや爪切りのイメージが強いですが、今や、華やかな銀座の街でデザイン展を行う企業となりました。

KAI Design展「アートは問、デザインは解。」のホームページでは、作品の一部を閲覧することが可能ですので、気になる方は、貝印のアーティスティックな一面を覗いてみてはいかがでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部