ヒガンバナ科の「キツネノカミソリ」が 新座の市営墓園内の斜面で、8月下旬に美しい花を咲かせ 訪れる人々の目を楽しませていました。

新座で美しく咲き誇るキツネノカミソリ。 あまり耳にしない名前ですが、明るい林床や林縁などに自生している植物で 名前の由来は一説に、花の色がキツネの毛に、細く鋭い葉の形がカミソリに 似ているからと言われています。 多くの草が生い茂る夏ごろには一旦葉を落とします。 8月中頃になると、花茎を30センチから50センチほど伸ばし 先端で枝分かれした先にいくつかの花を咲かせます。

雄雌同化で花弁は橙色が6枚。

葉の形、花と葉を別々に出すところ、および有毒植物である点などでは ヒガンバナと共通していますが、自生する時季は異なっています。

お盆の時期、新座の市営墓園内では お墓参りに足を運んでいる家族連れが太陽の下 オレンジ色に輝く美しい「キツネノカミソリ」を目を向ける光景が 多く見られるそうです。

ちなみに、こうして美しい花が保たれているのは 新座市民が保存活動を続けているおかげだそうです。

規模も大きく、約1万平方メートルに約5万株の花が咲くそうです。

ちなにび『市営墓園』までは、朝霧台駅から ひばりヶ丘駅の西武バスに乗って向かうことができますよ。

斜面いっぱいに、強く可憐に咲き誇る「キツネノカミソリ」を 眺めているだけで、多くのエネルギーを感じ取ることが出来そうですね。

まだ見た事が無いとい方は、来年新座へ足を運び 「キツネノカミソリ」を鑑賞してみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部