春といえば、卒業・入学・転勤・入社など終わりと始まりが同時期に訪れる季節でもあります。 環境が新しくなることで、不安を感じたり体にストレスを抱える人も多いです。

そんな時こそ、栃木の温泉へゆっくりと浸かって 心も体もリフレッシュすることが大切です。 鬼怒川温泉は栃木県日光市の鬼怒川上流域にある温泉です。

かつては、箱根や熱海と並んで東京の奥座敷と呼ばれていました。 現在でもその人気は変わらず、年間200万人以上の観光客でにぎわっています。

過去には滝温泉という名で、鬼怒川の西岸にのみ温泉がありました。 江戸時代からあった温泉で1752年に発見されたといわれています。

その頃は日光の寺社領であったことから 日光詣帰りの諸大名や僧侶たちのみが利用可能とされる温泉でした。

また栃木・鬼怒川周辺は美しい景色があることでも有名です。 「ふれあい橋」や「滝見橋」などの橋から眺める風景は素晴らしいです。

渓谷散策のハイライトは「龍王峡」。 約2200万年前の火山岩が浸食されて完成した景勝で「むささび橋」からの眺めは絶景です。

都心から栃木・鬼怒川温泉までは特急で2時間程度の場所です。 そうしたアクセスの良さから、多くの人に親しまれている温泉地です。

鬼怒川温泉はアルカリ性単純温泉で透明でにごりや匂いもなく さらっとしていて入浴しやすい質感であることが特徴です。

疲労回復や健康増進の効果があるので、疲れているときに入るとリフレッシュできます。 新しく環境が変わって、少し疲れがたまっているなと感じた時は栃木へ行きましょう。


 執筆：街コミNAVI編集部