茨城県土浦市にある霞ヶ浦文化体育館で、土浦市では3年ぶりの大相撲巡業「土浦・牛久場所」が 10月10日に行われました。地元土浦出身の力士の取組も行われ、地元の方々からは歓喜の声が 巻き起こったようです。 大相撲では毎年6回行われる”本場所”と、本場所が無い月に行われる”地方巡業”の大きく2つの 興行形態があります。

本場所は地位や給与を決めるための公式戦で、開催月と開催場所が決まっていて、国技館 大阪府立体育館、愛知県体育館、福岡国際センターで開催されます。

一方、地方巡業は、各地の工業を希望する人たちが主催となり、誘致するような形で開催されます。 巡業が行われない1ヶ月の間に各地を周りながら、巡業が行われています。

地方巡業は十両以上の力士は必ず参加することになっているので、地元の街で間近に横綱などの 名力士の取組を見ることができます。また、ファンとの交流会が行われるのも、この地方巡業の 魅力でもあります。

握手会やサイン、写真撮影に応じてもらえる場合もあるとか。

この土浦での巡業も、地元土浦出身力士の前にファンが行列をつくり、記念撮影やサインが 行われたということです。

近年じわじわと人気を増している大相撲。

テレビなどで中継されるのは本場所ばかりですが、もしかすると地元の街にも巡業に来ているかも しれません。一度、巡業のスケジュールを確認し、秋の巡業や冬の巡業をたのしんでみてはいかが でしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部