オリンピックを控え、それに向けて様々な構想を練る都知事。 選挙期間中から、「最高の五輪にする」と熱いメッセージを 有権者に投げかけていましたからね。

さて、そんな中 読売新聞のインタビューに答えた東京都知事・舛添要一氏ですが

どうやら彼の頭の中には とんでもない、構想があるようです。 それは、オリンピックの間 銀座や新宿といった繁華街の主要道路を車両通行止めにして 「365日24時間歩行者天国」にするといったもくろみ。

あ、365日って言ってるので オリンピック以降もそうする気なんでしょうかね。 僕、思うんですけど これって全く物流の事考えてないですよね。

どれだけのお店が銀座や新宿に集まっていると思いますか？

僕は坂の多い街にも住んだ事がありますが 自動販売機のジュースをセットするのにも一苦労。

車さえ通れない細い上り坂。 そこを台車に載せて全部運んでいるんですよ？ 仮に、銀座や新宿が歩行者天国になってしまえば その近隣のショップなどの荷物は全て台車。 ※もちろん夜は車両通行も可能でしょうが、そんな荷物ばかりではもちろんない。

これで円滑に回るワケがないですし 東京の良さは、そんな一昔前に戻るような時代錯誤なものではなく 世界で一番発達した街にするべきなのではないでしょうか？

それを諸外国にアピールして 日本のブランドを取り戻し、結果的に日本経済に良い風が 送り込めると思うんですけどね。

それが、その編の外国とか ヨーロッパあたりでしているような感じで

わけのわからない若者が大道芸したり するんでしょう？

それを外人が見たら 日本もオワタな・・・ってなりません？

僕は反対ですね。こういう構想は。 特にオリンピックを意識しているなら尚更だと思いますよ。


 執筆：街コミNAVI編集部