今年も早いものでもう1月が過ぎ、冬も佳境をむかえようとしていますね。厳しい寒さに耐えきったと思ったら、次にやってくる辛いものが、花粉ですよね。

花粉症でない人にはなかなか伝わりませんが、この時期が一年で1番嫌いだという人も多いのではないでしょうか？日本では多くの人が苦しんでいる花粉症ですが、それでも昔に比べればそのメカニズムは大分解明されてきていますし、花粉症対策や専用のグッズも増えてきています。

東京上野では、そんな花粉や花粉症に関する企画展が開催されています。 東京上野公園にある、上野公園・国立科学博物館で12月下旬から開催されている企画展「花粉と花粉症の科学」は、花粉そのものについてはもちろん、花粉症に至るまで、花粉について様々な視点から紹介するもので、花粉症研究の歴史や最先端の研究内容なども紹介されています。

展示は「花粉の誕生～植物にとっての花粉～」「花粉は語る～花粉から何がわかるのか？～」「花粉と人類～花粉の持つ2つの顔～」「花粉症の対策～花粉生成・飛散から予防・治療の最前線まで～」の4つのゾーンから成り立っていて、自然界における花粉の役割なども学ぶことが出来ますが、やはり重点が置かれているのは花粉症に関するゾーンで、来場者の興味もそこに集中しているようです。

全4回の関連講演は、全て花粉症にについての内容になっています（3回は既に終了）。

意外と知らない花粉症の話など、興味深い話がたくさんとなっています。花粉症は誰にでも発症する可能性のあるものですし、上野公園や上野駅に訪れた際は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部