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2017.03.28.

東京・都営バスがクリーンエネルギー車両へ


現在、東京を取り巻くビッグニュースの1つといえば、3年後に開幕を控えた東京オリンピックですよね。

現在はスタジアム整備や代表選考など、競技に関する準備も着々と進められていますが、観光客が多く来るということもあり、様々な場所で、2020年を意識した取り組みが進められています。そうした中、東京都の都営バスでは、新型の車両が導入され、大きな注目を集めています。
情報元ソース:テレビ朝日 都営バスに新型車両導入 車内は従来型より静かに
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000096903.html
その車両とは、ガソリンを使わず水素を使って走行する燃料電池バス。燃料電池自動車は水素と酸素の化学反応によって発電した電気エネルギーによって走り、二酸化炭素を排出しない「究極のエコカー」とも呼ばれる車。

国や東京都は水素をエネルギーとして活用する「水素社会」の実現に向けて、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを一つの目標に水素エネルギーの普及・拡大を目指しています。

その一環として都営バスへの燃料電池バスが計画され、2015年には実証実験が行われていました。

2016~2021年度の6ヶ年計画では、2021年度までに80台の燃料電池自動車を導入することを目標としています。

今回導入されたのはトヨタ自動車が開発したバスで、試験運転でない本格走行は全国初の試み。3月21日から実際に運航が開始されています。クリーンなエネルギーな上に走行音も非常に静かということで、至れり尽くせりなこの燃料電池自動車。

エネルギー大国として世界をリードすることができるというところをオリンピックで見せつけることができるのか、注目です。


 執筆:街コミNAVI編集部