


2017.04.28.
福岡を走る銀河鉄道
銀河鉄道999といえば、広大な宇宙を駆ける列車の旅路で、訪れる星々でさまざまな価値観の宇宙人たちと出会いながら目的地を目指すテツローとメーテルの姿を描いた大人気漫画です。松本零士さんのこの作品は、寓話的な内容と強いメッセージ性によって、今なおファンを獲得し続けています。福岡にもファンはたくさんいます。
そんな銀河鉄道が、今度は福岡県人の大事な足である4両編成の北九州モノレールになって帰ってきたそうです。
情報元ソース:みんなの経済新聞ネットワーク
北九州モノレール「999号」2代目 新キャラ加え「出発進行」 /福岡
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170424-00000019-minkei-l40
キャラクターが全面に配された車両は「ラッピングトレイン」と言って、流行のキャラクターなどを実際に描くよりも簡単な最新技術によってデコレーションされています。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170424-00000019-minkei-l40
内装も凝っていて、キャプテンハーロックなど別漫画のキャラクターも彩を添えています。
実は今回の銀河鉄道は2代目で、初代の導入から7年経ち、法定点検のタイミングや外観の痛みなどから今回の「ひきつぎ」に至ったそうです。
作者の松本零士さんは福岡は小倉出身。故郷に錦という気持ちで応援しているそうです。4月22日の初日には、一日駅長も務めました。福岡のファンもたくさん訪れたといいます。
もともとポップカルチャーの街を目指す同市では、いわばレジェンド的な存在である松本零士さんをフィーチャーすることで全国からの漫画ファンの聖地のひとつとなることを目論んでいます。
「999」とは、1000に達していない未完という意味が込められているそうで、これからどんどん発展していくであろう福岡・小倉の姿と重なりますね。
執筆:街コミNAVI編集部