皆さんの住んでいる地域には、商業高校など、専門分野に特化した高校はありますか？

専門分野を学んでいるだけあって、こうした学校では通常の高校ではあまりないような取り組みが多く行われていますよね。経済の仕組みを学ぶために生徒たちで会社を運営したり、商品開発、販売を行ったりといった活動はよく耳にしますし、自治体や地元企業と協力して新商品の開発に携わったりということもあります。

そんな中、栃木市にある県立栃木商業高校では、このゴールデンウィークに販売実習「栃商デパート」の校外実習が行われました。 栃木商業高校は、前身の栃木実業補習学校が1917に開講して以来100年の歴史を持つ学校で、栃商デパートは毎年11月に行われる販売実習形式の学園祭。

毎年多くの来場者でにぎわう地元では有名なイベントで、2016年で30回目の開催を迎えました。5月3日〜5日に開催された「栃商デパートIN TOBU」は、その栃商デパートの校外版で、東武宇都宮百貨店栃木市役所店で開催されました。

校外での開催は今回が初めてということで、連日多くのお客さんが訪れました。

地元・栃木のお米を使った栃商オリジナル開発商品「ライスミルク」や、栃商デパートのイメージキャラクター「商吉くん」のオリジナルグッズを中心に、お弁当や総菜などが販売されたとのことです。校内で開催される栃商デパートも、今年も11月に開催予定だということなので、栃木に住んでいて行ったことがないという人は遊びに行ってみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部