お酒はお好きですか？

お酒というと、やはり人気が高いのはビールや日本酒が思い浮かぶと思いますが、最近ではビールや日本酒ではクラフトビールや地酒の人気が出てきていますよね。お酒においてもご当地ブームが高まる中で、埼玉県坂戸市でも近年ご当地のお酒が新しく誕生し話題を集めています。 それが、坂戸県産のサツマイモ「すいおう」を使った焼酎「すいおうの芋焼酎」です。

すいおうは7年もの時間をかけて10数年前に開発されたサツマイモで、これまで食されていなかったサツマイモの葉・茎・葉柄をおいしく食べられるように開発された品種。葉や茎がメインとなる珍しいサツマイモで、ここ数年注目を集めていましたが、坂戸市ではこのすいおうを市の特産品として、ブランド化・六次産業化をすすめています。

すいおうの芋焼酎はそのすいおうのイモの部分を原料にした焼酎で、3年前から販売が開始されている商品。

すいおうは葉や茎重視のための、当初はイモの部分は利用されていなかったのですが、高知県でイモ部分を使った焼酎が開発され、坂戸市でも生産を開始したのだそうです。今年も5月28日に坂戸市内の市で先行販売が行われ、6月1日から市内の酒屋さんなどで販売がスタートしました。

今ではすいおうの芋焼酎が坂戸市のブランド事業の中核もなしていて、最近制定された坂戸市の地域ブランド「オッポラン研究所」の第1号商品にもなりました。

坂戸市の六次産業にこれから注目したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部