最近は相撲人気がまた少しずつ高まってきていますよね、相撲観戦を楽しむ女子「すー女」なんて言葉も生まれてきているようです。稀勢の里関が日本人として19年ぶりに横綱になったことに並んで現在、注目を集めているのが、高安関の大関昇進。

5月31日に正式に大関となった高安関ですが、その高安関の地元、茨城県土浦市は現在、高安フィーバーに沸いているそうです。 高安関は中学を卒業して鳴門部屋に入門するまで土浦市で生活。

今回の大関就任を機に、地元後援会の入会者が急増したり、土浦市内を走る循環バスに似顔絵などが書かれたラッピングバスが登場したりと大盛り上がりとなっています。

茨城県としても「いばらき大使」委嘱を考えているなど、今や土浦、茨城の星となった高安関ですが、6月9日に大関就任後初の地元凱旋を果たし、多くの市民からの歓迎を受けました。高安関は土浦市役所で市長を表敬訪問し、母校である土浦第一中学校を訪問。

市役所には市民約1,000人が集まり、握手会も開催され、高安関との交流を楽しみました。中学校では在校生からの祝辞をうけ、あいさつを行い、在校生たちと一緒に校歌を歌うなどしたのだそうです。もちろん次は横綱を狙うということになりますが、横綱昇進の際にはどんなお祭り騒ぎになるのか、少し楽しみなってしまいますね。

スポーツ選手がこれほどの歓迎を受けるには世界大会でかなりの結果を出さないといけないですし、そう考えると日本で相撲の持つ力というのは本当にすごいものがあるのだなと思わされます。

これからも、この相撲人気がさらに高まっていくといいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部