世の中には、考えるべき社会問題がたくさんありますが、中でも最近注目を集めているものの一つが、やはり子育てに関する問題ですよね。

保育士不足などが叫ばれている状況もありますし、女性の社会進出が進む中で子育てについて悩むお母さんも増えています。静岡市ではそうした状況の中で、働く女性たちの負担を少しでも減らしていくべく活動しているグループがいます。 それが「シズママ」です。

これは静岡市役所に勤める女性有志によるグループで、同じ市役所で働く子育て世代の職員たちのために、交流の場を設けたり、仕事と育児の両立の仕方について話し合う場を設ける活動を行っているグループです。

これまでにフリーマーケットやランチなどを組み合わせた交流イベントを企画したり、育児休暇中の職員が赤ちゃんを連れて市役所にやってくる「赤ちゃん登庁日」などといったユニークなイベントを企画して注目を集めてきました。

そんなシズママが、7月1日に開催したのが「教えて！みんなの子育て 産休・育休編」。このイベントは葵区で開催され、講師は葵区長の久朗津さん、葵区選挙管理員会事務局の柴さん、市の生涯学習推進課の名木さんの3人。

特に柴さんは男性で珍しい育児休暇の取得者であり、取得に関する地震の経験を語りましたが、こうした男性の話を聞く機会はあまり多くないため、参加者も興味津々だったそうです。組織の中に、こうして内部の人間のために動いてくれる有志団体がいるというのは非常に心強いですよね。

皆さんも社内の団体などを探してみれば、悩みに答えてくれる団体があるかもしれませんから、是非一度探してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部