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2017.08.23.

梅田墓


日本には大都市とも呼べる地域が多くあり、世界でも有数の都市が多くありますが、どんな地域でも昔は現在のようにビル群が建っていたわけでもなく、かつては集落や古い町並みがあったというのは当然のことですよね。

普段、そんなことは気にせずに生活しているものですが、発掘調査でビル群の近くの地下から過去の遺構が出現することもあり、その非現実的な光景は歴史のロマンを感じさせます。

そんな中、大阪府大阪市北区の梅田では、江戸時代のお墓が発見されニュースとなっています。
情報元ソース:毎日新聞 <大阪うめきた>梅田墓に「大坂七墓」物証の人骨200体
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170812-00000037-mai-soci
発見されたのは、JR大阪駅北側で現在、再開発が行われている「うめきた地区」。この地域には江戸~明治時代に「梅田墓」と呼ばれる墓地があったことが伝わっています。

今回、うめきたの再開発にあたって2月~6月にかけて発掘調査を行ったところ、約200体の埋葬された人骨など、墓域の存在を証明する遺構が発見されたのだといいます。

梅田墓は江戸時代に流行した盆行事「大坂七墓巡り」の1ヶ所でもあり、近松門左衛門の「曽根崎心中」や井原西鶴の「好色二代男」などにも登場する有名なスポットだったにもかかわらずこれまで本格的な調査は行われてこず、その実態は謎に包まれたままでした。しかし今回の調査を受けて、過去の梅田周辺の様子や、埋葬文化の変遷など、様々な事柄が解明されていくかもしれません。

梅田の街を訪れる際には、そうした歴史にも思いをはせながら歩いてみると面白いかもしれませんよ。


 執筆:街コミNAVI編集部