


2017.09.01.
わさび栽培の世界農業遺産認定に向け動きだす静岡県
皆さん、世界文化遺産は知っていますよね?近年は毎年のように日本の遺産が世界文化遺産に登録されて盛り上がっていますが、世界遺産というと世界文化遺産だけでなく、世界農業遺産といった認定制度もあることをご存知ですか?
社会や環境に適応しながら何世代にもわたり形づくられてきた伝統的な農林水産業と、それに関わって育まれた文化、ランドスケープ、生物多様性などが一体となった世界的に重要な農林水産業システムを国連食糧農業機関(FAO)が認定する世界農業遺産。
日本ではすでに8地域が認定されているのですが、近年この世界農業遺産認定に向けて動き出している地域が増えてきています。
静岡県もそんな遺産認定を目指す地域の1つ。静岡県では現在、わさび栽培を世界農業遺産認定してもらおうという努力が進められています。
情報元ソース:@S[アットエス] by 静岡新聞SBS
ワサビ田で生物調査 静岡県、世界農業遺産認定向け
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170823-00000007-at_s-l22
静岡県は日本全国のわさびの輸出額の75%程度を占めるほどの一大産地で、今から400年ほど前に栽培が始められたと言われています。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170823-00000007-at_s-l22
わさび栽培には肥料や農薬がほとんど使われないため、環境への負荷も少なく、水生生物なども多く住んでいるといわれていますが、世界農業遺産への申請にあたって、現在静岡県ではその実態を調査中とのこと。
8月22日には、わさび栽培発祥の地といわれる静岡市葵区のわさび田を調査しましたが、渓流ではあまり生息していない生物などが発見され、結果は上々だったということです。これからさらに調査を進め、来年の認定へ向けて進んでいくとのこと。
静岡に住んでいる人でもこうした動きが進んでいること、知らない人もいたのでは?是非、わさび畑の近くを通った際にはその周りの自然などにも注目してみてくださいね。
執筆:街コミNAVI編集部