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2017.09.02.

栃木の消防防災ヘリコプター「おおるり」の就航式


豪雨による災害、某国からのミサイル問題など防災・国防面での心配が耐えない今日この頃ですが…栃木県から防災に関するニュースです。

9月に新しくなる栃木県の消防防災ヘリコプター「おおるり」の就航式が8月24日、栃木県内にある「栃木ヘリポート」で開かれました。
情報元ソース:産経新聞 栃木県防災ヘリ新型「おおるり」就航 性能向上、災害対応力増す
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170825-00000034-san-l09
今月末まで運用される初代機に比べ、航続距離など飛行能力が格段に上がり、災害対応の幅も広がるとのこと。

栃木県の消防防災課によると、9月1日から運用開始となる「おおるり」の新型機は、最大航続時間が3時間50分で、初代機より15分長いそうです。

ホバリング能力も向上しており、高度は2438メートル(初代機は1585メートル)と大幅に性能アップ。2,500メートル級の山でも救助活動が可能になるとのことです。最大出力も大幅にあがり性能面で優れるほか、新たに赤外線カメラなどの機器が取り付けられたことで災害対応能力も格段に増しています。

地震や豪雨など災害が頻発する中で、捜索や救出など人命救助活動のほか、林野火災における空中消火活動や栃木県外への広域航空応援活動などで「消防防災ヘリの果たす役割はますます大きくなっている」と期待も高まっています。

福田富一・栃木県知事は「これまで以上に迅速で安定した活動が可能になる。頻発する災害から栃木県民の生命財産を守り、安全で快適な生活を確保していくため、災害に強い栃木づくりを推進していく」と話しています。

市民の暮らしを構築していく中で、財政・暮らし面などとともに、防災面での安全確立も、今後大きな課題となっていくのかもしれません。


 執筆:街コミNAVI編集部