日本の各地には、様々な風習や習慣などにまつわった祭りや行事がありますが そういったもの中でも一風変わったものをご紹介したいと思います。

それは・・・ 滋賀の東近江にある押立神社で行なわれた奇祭「ドケ踊り」です。 この滋賀で奉納された「ドケ踊り」は350年以上続いてるとされる踊りで 神社の本宮がある押立山から降りてきた祭神を迎える神事なんだそうです。

9人の踊り手による「ドッケノ、ドッケノ、シッケノケ」と声を合わせて 体を上下に揺さぶりながら太鼓をたたき舞台をまわる奇祭として知られているそうです。

本来であればこの滋賀の「ドケ踊り」は60年に一度しか奉納されない とても貴重な神事なんだそうです。

しかし、「ドケ踊り」を若い世代に伝える為に、10年前からは保存会メンバーによって 毎年、節分祭にて披露されるようになったんですね。

滋賀に限らず、こういった貴重な伝統行事は各地にあるのかもしれません。

しかし、今回の「ドケ踊り」のように何十年に一度しか行われないなどの理由で もしかした若い世代に受け継がれる事なく消えて行った伝統行事や神事が もあるのかもしれませんね。

今後、私たちもそういった貴重な文化や風習を守っていく為には 今回の「ドケ踊り」のように、若い世代に続いていってもらう為の手段を 考えなければいけないのかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部