


2017.10.01.
熊本城復旧に向けた動き
日本では近年大規模な地震被害が増えてきていますが、最近起こった大規模災害といえば、熊本地震ですよね。
熊本県を中心に被災した地域ではいまだに復興作業などが続けられている状況ですが、熊本のシンボルともいえる、熊本市の熊本城も未だにその傷跡を抱えている観光地の1つ。
情報元ソース:西日本新聞
熊本城「奇跡の一本足」の櫓いったん解体へ 石垣復旧後に再建
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170929-00010002-nishinpc-soci
そんな熊本城でも現在、復旧に向けたさまざまな動きが進められています。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170929-00010002-nishinpc-soci
熊本城で被害を受けた場所は多くありますが、その中でもメディアなどで取り上げられ注目を集めたのが、「熊本城飯田丸五階櫓」です。この櫓は、支えていた石垣が地震によって崩壊したものの、わずかに残った「一本足」状態の石垣に支えられて何とか崩壊を免れたということで、「奇跡」として話題となりました。
以降、この櫓をどのようにして保存・移設するかということが検討されてきましたが、今回、やはり一度櫓を解体して、石垣を復旧してから組み立てなおすという結論に達したとのこと。
そのままの状態で櫓を移動させてしまおうという意見も出たのですが、やはりギリギリのところで崩壊を免れたというだけあって、現在やぐらは全体的な歪みを生じていて、そのまま移動させるのには無理があるといった判断などがあったとのこと。
今年中に作業に取り掛かり、櫓の復旧は2023年度中までに完成させることを予定しています。
地震に耐え抜いたままの姿で残せないのは残念ですが、また復活した姿を見せて、熊本だけでなく全国の人に勇気を与えてほしいですね。
執筆:街コミNAVI編集部