


2017.10.19.
東京消防庁で新しい止血用具「ターニケット」を装備
いよいよ2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催まで3年を切り、全国各地で様々な競技の代表決定戦や強化合宿、予選が行われていますね。
競技そのもの以外の部分でも、大会を成功させるために様々な準備が進められているところですが、現在、東京で急がれているのが、テロに対する対策です。
情報元ソース:朝日新聞デジタル
素早い止血で命救え 東京都、全救急車に新ターニケット
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000075-asahi-pol
世界情勢が緊迫する中、テロをいかに未然に防ぐのか対策が行われていますが、不幸にも何らかの事件が起きてしまった場合の準備も進められています。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000075-asahi-pol
そんな中、東京消防庁では、10月から救急車に新しい止血用具「ターニケット」が装備されて話題となっています。
ターニケットは腕や足に巻いて血の流れを止める用具。新型のターニケットはこれまで使用してきた止血帯に比べると半分以下の時間で巻くことができ、素早い止血が可能になるといいます。止血にかかる時間が短くなることで、けが人が増えてもより多くの人の対応ができることになります。東京消防庁のすべての救急車にこの新たなターニケットが備え付けられたということで、1つ救急救命のグレードがアップしたといえます。
こうしたけがに対する準備はオリンピック・パラリンピックが行われる期間だけでなく常に大切なものですし、こうしたイベントごとを契機に見直しが進められるのはいいことなのではないかと思います。
とはいえこのターニケットが活躍する必要がない大会となってほしいものですし、これからの東京、そして全国の自治体の取り組みにも注目したいところです。
執筆:街コミNAVI編集部