日本各地には様々な祭りがあると思います。 その中には、なかなか他県では見ることのできない 珍しいものもあるのをご存知でしょうか？

今回ご紹介する祭りは 「日本三大奇祭」の一つとされる「西大寺会陽」という岡山の祭りです。

この西大寺会陽が 先日、西大寺観音院で行われました。 この岡山で行われた「西大寺会陽」は「裸祭り」として知られていて 白い締め込み姿の男たち約9000人が 福を呼ぶとされる護符「宝木」を争奪するというものなんですね。

岡山以外にも全国には様々な「裸祭り」があるそうですが この「西大寺会陽」のように、約9000人にも人々が参加する大規模な 「裸祭り」はほとんどないのではないかと思います。

「西大寺会陽」は室町時代から500年以上続く、とても歴史のある祭りだそうで 当時の住職である忠阿上人が、新年祈願の際に信徒に授けた護符を 多くの人々が奪い合ったという故事が起源とされています。

この岡山で行なわれる「西大寺会陽」には 中学生以上の男性で入れ墨や飲酒をしていなければ誰でも参加することができるそうです。

もちろん、参加する場合は 身につけている物を全てはずして、まわし姿にならなければいけませんよ。

岡山では毎年、この「裸祭り」によって 多くの参加者の中からその年の福男が選ばれるそうです。

興味のある方は 是非一度、この行事に参加して福男を狙ってみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部