最近、森喜朗氏の発言が話題になっていましたよね。

それはソチ五輪の浅田真央さんのショートプログラムを終え 冒頭のトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）を失敗した際

「頑張ってくれと見ていましたけど（浅田）真央ちゃん、（ＳＰで）見事にひっくり返りました。あの子、大事なときには必ず転ぶんですね」

なんて言ったんですよね。 この他にもスケートのキャシー・リード、クリス・リード兄弟に対して

「アメリカに住んでいるんですよ。（米国代表として）オリンピックに出る実力がなかったから、帰化させて日本の選手団として出している」

なんて言ってます。 彼らがどれほどの努力をして、出場しているのか 全く考慮しない発言。 ま、この森喜朗氏はスポーツで世界を目指した経験なんてあるの？ と思った人も多いはず。 ちなみに、彼はラグビーの推薦で早稲田に入っていますが …入学から4ヶ月で退部しています。

あきらめるの早すぎでしょう（汗） そんな人があの発言ですしね。

しかも、そんな彼が 東京五輪・パラリンピック組織委員会に名を連ねているんですよ？

はっきりいって、これに出場する選手が可愛そうでなりません。

職場にもこういう感じの役員とかいません？ 現場の苦労も何もわかっていないおじさん。

これが日本の実態なのでは？ 経済が衰退しているのも、こんな人達がいつまでもトップにいるからだと 僕なんかは思うんですけど。

ただ、今回この記事を書いたのは 真央ちゃんの最終フリー！めちゃくちゃ見事な演技でしたからね。

大事なトコで転ぶと言った森喜朗氏の顔が 見てみたいものです。

メダルは逃したものの、彼女の健闘は称えるべきでは？ というか、森喜朗氏はどういった面から東京五輪・パラリンピックを支えるのか 全く何も見えないんですが…。


 執筆：街コミNAVI編集部