皆さんの住んでいる地域には、ご当地ソングはありますか？

自治体主導で作られたものや、いつの間にかご当地ソングとして定着したものがあったり、あるアーティストの楽曲がある土地について歌っているもので、それがご当地ソングのように地元で愛されるようになったり…いろいろなパターンがありますが、東京・品川にもご当地ソングがあるのをご存知ですか？ その楽曲の名前が「品川音頭」。昭和53年に区の歌として制定された楽曲で、演歌歌手の都はるみさんが歌唱する楽曲としても知られる楽曲です。

品川のお祭りなどではことあるごとに流され、誰もが小さなころから親しんでいるということで、品川区民の人は子供から大人まで、この品川音頭を歌い、踊ることができるのだとか。

40年近くに渡って愛されてきたそんな品川音頭ですが、2017年に品川区が区政70周年を迎えたのを機に、リニューアルを実施。歌詞に新しく「八潮」という地名が加わり（当時は八潮という地名はなかったのだそう）、歌手も演歌歌手の岩本公水さんが歌い継ぐことになりました。

昨年、地域住民向けにニューバージョンの有料配布なども行われたということですが、一般発売はされないということで、品川以外の人が耳にする機会は多くはないかもしれませんが、みなさん、品川で開催される地域のイベントなどに参加するときには、一度耳を澄ましてみてはいかがでしょうか。

今の時代、気になる人はインターネットなどで探してみるのもいいかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部