日本各地に「○○のまち」というイメージがついている町というのはたくさんありますが、「本のまち」「古書のまち」と聞くとみなさんはどんな地域を思い浮かべるでしょうか？

やはり東京・神田は神保町を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 老舗の書店や出版社なども多くあるこの神田ですが、神田の老舗出版社が最近ツイッターに投稿したあるキャラクターが最近にわかに話題となっているのをご存知ですか？

その出版社が「有斐閣」です。

1877年に神田神保町に創業した出版社で、当初は古書店でしたが、すぐに出版社となり、法律関係の書籍や人文系書籍を出版し続けている会社です。

特に法令集や法律関連の雑誌のイメージが強く、お堅い書籍を出版している会社、というイメージも強い会社なのですが、そんな有斐閣のツイッターに2月5日に登場したのが「シッシ―」と「ワッシー」というキャラクター。

有斐閣には1947年に制定された社章があるのですが、それが獅子と鷲をモチーフにしているということで、それをもとに誕生したキャラクターということで、今回のツイッターの投稿ではそのゆるさにノックアウトされる人が続出。

もともと有斐閣のイメージがお堅いものだった分、ギャップ萌えが生まれているようです。

ちなにに、昨年4月に発売された「判例の読み方 -- シッシー&ワッシーと学ぶ」で初登場したキャラクターで、さらにその前年には「ロケットぽっぽー」というキャラクターも登場しているのだとか。

こうしたSNSなどで注目が集まるのは、会社としてもうれしいのではないでしょうか。皆さんも是非、シッシ―とワッシ―、チェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部